辞書を開く

はじめて絹双子という言葉を知った。

「織り糸に絹糸を混ぜて双子織りにしたもの」とネットの辞書には書いてあった。

でも双子織りって何だろう?

これもまたネットの辞書で調べる。

「双糸を用いて平織りにした綿織物」

うーん双糸がよくわからない。

そしてまた調べる。

「2本の単糸を撚り合わせた糸」

つまり

「絹の単糸を撚り合わせた糸を用いて平織りにした織物」

ということか。

 

久しぶりに辞書を引いて思い出した。

学生だった頃、わからない言葉を調べる時に辞書を開いて、目当ての言葉を探し当てた

後、その言葉の前後に並ぶ違う言葉の意味を読み、あるいは関連の言葉のページに飛ん

で、その意味を読んだりということをしていた。

そうして気が付くと1時間くらい時間が過ぎていたということがよくあった。

そうやって知らない言葉に出会い、覚えていったのだ。

 

今はそういうことやらなくなったな。

久しぶりに、辞書を開いてみよう。