管理職なんてなりたくない?
今日、勤務している会社の来期の人事発表があった。
その内容はけっこうショックなものであった。
と言うのも、私より1年後に入社した後輩2人が揃って昇進したからだった。
その2人と比較してみて、自分の仕事ぶりが劣るということは考えられないのだが
私の部署は役職者が既にいる。なので動かせないということは理解できるし
こういったことは会社生活を送っていればよくあることだろう。
ところで、私は潜在意識の効用について、ここ数ヶ月いろいろな人の著作や、
ネット上の掲示板に投稿された体験談などを読み漁っていた。
結局、どの「達人」(と呼ばれている人達)も言っていることは同じで
「表面の意識で何を考え、どんなことを思っていても、潜在意識に植え付けられた願望
や想いの方が現実になる」ということだ。
私は常々昇進については半々の考えを持っていた。
昇進したいという気持ちの裏には、いやらしい欲が潜んでいた。
「敬われたい」「自分を評価してほしい」・・・というような。
反面、「責任を負わされたくない」「休日返上で仕事をしたくない」
「残業代をもらえなくなる」「楽をしたい」「社長に怒られたくない」←(笑)
・・・等々の理由から「管理職はいやだ」という気持ちもあった。
そして恐らく、その「管理職なんてなりたくない」という気持ちの方が潜在意識の
中で強烈に植えつけられていた為にこの状況を招いたのだと今は確信を持っている。
この記事内で言われている表面的には見えない利得=「二次利得」を
私の場合に当て嵌めてみると
「責任を負わされない。休日出勤をしない。楽をする。残業代をもらえる」という利益を
昇進しないことで得ている
ということになる。
考えてみると、自分にとって昇進しないことはいいことばかりじゃないか!
そう思うとそれまでムカムカしていた気持ちがすーっと消えていった。
私は昇進はしなくても、今いるところでいいんだ。
なんだ、幸せじゃないか。