久しぶりに日本のドラマを観た

私は普段日本のテレビ番組、特にドラマを視聴する機会がほとんどない。

考えてみると、ここ10年で私が観た日本のドラマは「半沢直樹」くらいだった。

Yahoo!Japanのエンタメ(どうでもいいけどエンタ・・・と入力する際必ず「エンタツ」が一番の変換候補に挙がってくる私のPC)ニュースを見ても、ヘッドラインに表示される俳優の名前はどれも知らないものばかりになってしまった。

ところで、私は大杉漣さんの訃報を2日遅れで知った。お恥ずかしながら大杉漣さんと言えば映画Hana-biに出演していた人(しかも映画を観たことがない)という認識しか持っていなかったのだがそんな私でもすごく驚いたのだから、いつもTVで大杉さんを見ていた日本の人達の衝撃は相当のものだっただろう。素晴らしい方だったことが伺える各界の方の追悼コメントを読むにつけ、その急逝が惜しまれる。ご冥福をお祈りいたします。

さて、私がなぜ大杉さんの話をしたかというと、一連の大杉さんの訃報関連ニュースで繰り返し言及される「バイプレイヤーズ」というドラマの存在を知って、観たから。 

私は日本のドラマでしばしばみられる役者の力み過ぎ演技が苦手だ。当地で映画「デスノート」の上映があった時映画自体をとても楽しく鑑賞したのだけど、ただどうしても主演の方の力の入りすぎた演技が鼻につき、それをMixi日記に書いたら主演の方のファンと思しき方々からの大量の足跡が残されたのを見て怖くなって日記を削除したChickenは私だ。

だけど「バイプレイヤーズ」に出演している方々は自然体(に見える)だし、5人のおじさんが共同生活するという設定も面白いし、おじさん萌えする若い女性には最高のドラマなのではないかな、(松重さんが一番年下だから、という理由で色々理不尽な思いをさせられているところなんてとってもいい)と思う。

すごく久しぶりにドラマを観て大声上げて笑った気がする。あー、楽しかった!